『開発コンサルタントがみた独立前後の東ティモール せかトモセミナー』
東ティモールについて知ることのできるセミナーが、名古屋で開催されます!
日時:2019年5月31日(金)
場所:NAYUTA BLD(ナユタビル)
460-0002 名古屋市中区丸の内3-17-24 NAYUTA BLD (受付5F)
地下鉄桜通線・名城線「久屋大通駅」 1番出口より徒歩約3分
主催者のしばやん(柴田英知さん)は、独立前後の東ティモールにて農林水産業の国家計画の立案のため、2001年から2004年ほどまで、国際協力機構の調査団の一員として日本と現地を行き来されていました。開発コンサルタントのお仕事や、国際機関の援助協調、そしてインドネシア撤退後の東ティモールの情勢について、お話くださいます。
当日のイベントスケジュール

主催者の柴田英知さんからのメッセージ
みなさん、こんにちは。
歩く仲間が提供する「せかいはトモダチ」略して「せかトモ」ゼミナールの第一回は、2002年5月20日のティモール・レステ(東ティモール)の独立前後の国際世界の支援と援助において、国際協力機構(JICA)がどのような役割を果たしたのか。
実際に、2001年から2005年くらいで、複数のプロジェクトで国際協力にたずさわったしばやん(柴田英知)が、みずからの体験を中心にお話しします。
わたしが東ティモールで携わったのは、JICAがおこなった東ティモール農林水産業開発調査という、紛争後の復興のためのt長期間の国家計画の樹立です。
総勢20名近くなる開発コンサルタントの専門家のみなさんと、一緒に2001年からあしかけ3年ほど、現地調査に携わりました。
わたしの担当は、調査団長を補佐する業務調整と、参加型開発担当団員と援助協調団員の補佐です。
われわれのチームは、東ティモール全土の現地調査をおこない、マナツトというところで国連開発計画(UNDP)によって復旧された灌漑施設をつかった稲作営農のパイロット事業をおこないました。
国連の暫定政府を中心に、世界中から集まった政府や非政府機関のスタッフや現地の政府機関をはじめ、現地NGOの活動、そして各地でおこなわれていた日常生活を取り戻す復興の様子を、広く見聞きすることができました。
その中で、歩きながら考えたことを、みなさんにシェアしたいと思います。
・こんなひとにおすすめ
国際協力に興味がある。
開発コンサルタントの仕事ってなあに?
紛争の復興支援では、どのようなことが行われているのか。
国連機関の職員ってどんな人が何をやっているの?
援助協調って、具体的になにをするの?
そんなテクニカルな疑問はあるでしょうが、わたしが本当にお伝えしたいのは、開発援助の現場で働くということは、具体的にどういうことなのか。
たんなる開発途上国への同情心や、貧しい人たちに何かをしてあげているなどという自己満足や身勝手なヒロイズムだけではだめで、プロフェッショナルとして、どのように世界と向き合うのかについて語りたい。
「(開発)コンサルタントは、リサーチャー(研究者)でも、プランナーでもデザイナー(建築家、設計技師)でもない。コンサルタントはコンサルタントだ」(とある開発コンサルタント会社社長の言葉)
農業水資源開発と地域開発における日本の業界トップの開発コンサルタント企業で16年間、仕込まれたコンサルタントマインドと、国際協力NGOのスタッフとして、世界中の「歩く仲間」と向き合ってきた「地域開発と参加」の専門家が、その手の内を明かします。
【参加費】 大人:2000円(税込)
大学生・大学院生:1,000円(税込)
中学生以上、高校生は、無料です。
なお、2019年5月25日(土)に開催する「カンタ・ティモール」上映会&広田奈津子監督×しばやん講演会の関連セミナーです。
ぜひ、こちらのプログラムにもご参加ください。
https://www.facebook.com/events/2318862138332531/
※カンタ・ティモールの上映会にいらっしゃった方は、上記から、それぞれ500円を値引きさせていただきます。
当日参加も可能です。参加費は当日、お支払いください。
■申し込みは、FBページに参加を押すか、こちらのフォームからお願いいたします。(カンタ・ティモール上映会と共用です)
(トップの写真は、首都ディリの市場での一コマです)
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