スターバックス池尻2丁目店にて東ティモール展開催!
〜私が恋した、もう一つの「日出る国」〜
東ティモールのコーヒーは、スターバックスが「もっとも希少で類いまれな個性を持つコーヒー」を集めたブランド、STARBUCKS RESERVE®でも取り扱われるようになり、コーヒー好きの間で「東ティモールコーヒー」の名は浸透しつつあります。
一方、その産地である東ティモールがどんな国なのか、ご存知ない方は多いはず。
しかし、私たちが飲むたった一杯のコーヒーにも、それぞれのストーリーがあります。
コーヒーの木が育った土地
手入れや収穫をした農家の人々
その人々の生きる文化…
味や香りだけではなく、そのストーリーを知って飲むコーヒーは格別です。
そんなわけで、「コーヒーを飲みながら東ティモールのことを知ってもらいたい!」という、東ティモールに所縁のある日本人有志たちの想いのもと、スターバックス池尻2丁目店にご協力頂き、STARBUCKS RESERVE®池尻大橋 x 東ティモール展を開催いたします。
展示は、いつも通りに店内でコーヒーを飲みながら、ゆっくりご覧頂けます。
ぜひ、お気軽にお越しください!

展示内容
- コーヒー生産に関する映像 提供:石田裕一
- 東ティモール伝統織物タイス・小物 提供:青波美智、学生団体HaLuz
- タイスを使用した服飾作品 提供:石塚美咲
- 東ティモールの写真 提供:青波美智
期間
2020年7月11日(土)〜8月2日(日)
場所
本プロジェクト運営メンバー
青波美智(Misato Aonami)
「STARBUCKS RESERVE®池尻大橋 x 東ティモール展 〜私が恋した、もう一つの「日出る国」〜」のキュレーター。東ティモールの観光情報サイト「ロロサエネット」の立ち上げ人。
2013年、東ティモールの国連機関で広報を担当。人々の明るさや文化に惚れ込み、少しでも多くの人に東ティモールの魅力を知ってもらうために発信中。
現在はデジタルマーケティング会社にて、Webサイトの運用代行やコンテンツ制作を担当している。
【コメント】
はじめて東ティモールを訪れたのは、7年前。
2002年の独立回復から、10年ちょっとしか経過していない、とても新しい国でした。
東ティモール人は、自国のことを「ティモール・ロロサエ」と呼びます。ロロサエとは、「loro(太陽)」「sae(昇る)」つまり、太陽が昇る国という意味です。当時のわたしは、まさしく太陽のように根っから明るく優しい人々に、あっという間に魅了されました。
一日一日を、また一人ひとりを大切にする、東京で生活して忘れてしまった大切ななにかにハッとさせられるというか。
店内に展示されている手織りのタイス(伝統的な織物)や木彫りのワニ、そしてコーヒー農園の映像からも、東ティモールの「ていねいな暮らし」が伺えると思います。 そうした繊細で美しい空気感を、現地のメイン産物でもあるコーヒーと共に、楽しんでもらえたら嬉しいです。
最後に、本イベントを実現くださったSTARBUCKS RESERVE ROASTERY TOKYO 池尻大橋店さん、および河野さんに、心から感謝申し上げます。

川口洋平(Yohei Kawaguchi)
神奈川出身、沖縄で10年間のホテル勤務を経て、2018年7月から2020年3月まで東ティモールに在住。バウカウ県ベニラレ市の職業訓練学校にてホテルサービスを教える。好きなお酒はトゥアムティン(椰子の樹液を醗酵させたお酒)。 現在は鳥取県南部町で老若男女、障害の有無や国籍にこだわらない、ごちゃまぜのまちづくりに取り組んでいる。

松村優衣子(Yuiko Matsumura)
2008年からボランティア活動等で東西ティモールに関わり、2016年に東ティモールへ移住。ティモール人の夫やその家族と暮らし、テトゥン語通訳やテトゥン語教室を行っている他、東ティモール情報サイトLorosae.netのコラムIco x logを担当、また、自身のTwitterアカウント(@gugu_ao)を通して東ティモールのローカル情報等を気まぐれに発信中。

©ヒゲ企画/示野友樹
展示品提供者紹介

石田裕一(Yuichi Ishida)
今回の東ティモール展では、コーヒー生産に関する映像作品を提供。
1982年大分生まれ。国士舘大学体育学部卒業。英国・イーストアングリア大学で教育開発学修士号取得。青年海外協力隊でアフリカのガーナへ。外資系石油関連専門商社勤務を経て、国連機関の東ティモール事務所へ。働きながら映像の技術を磨き、幅広く映像で貢献。

石塚美咲(Misaki Ishizuka)
青年海外協力隊として2017年7月〜2019年12月まで東ティモールに在住。首都ディリの職業訓練校服飾科で活動。卒業生とともに伝統生地タイスを使用したブランド「MISAKI ISHIZUKA TIMOR-LESTE」を立ち上げ、ファションショーや展示会を行う。現在はフリーランスのファッションデザイナーとして活動中。
お仕事はこちら


「東ティモールと日本の架け橋となる」を理念として、活動を行っている上智大学の公認学生団体。現在は上智、青山学院、法政、東大、早稲田などの学生メンバー約20名で活動している。 定期的に東ティモールへ訪問し、現地日本語学校での交流を行っている他、日本国内でのイベント東ティモールの啓発活動を行っている。
東ティモールで活躍!映像制作会社MONJO VIDEO WORKSの作品紹介

東ティモールのCIVIC PRIDE
https://youtu.be/ZEkBC88KozA
東ティモールの水環境について、その文化的背景や保全について研究を進めている総合地球環境学研究所とMONJO VIDEO WORKSが共同制作した映像作品。テーマは“CIVIC PRIDE”。東ティモールの人々が “自身の地域、国の環境・文化”を見つめ直すことで誇りを見出す。

オーガニックパームシュガー作り in 東ティモール
https://youtu.be/vyAAG601PEE
東ティモールの飛び地オエクシで今も伝統的な製法で作られている甘くて香り豊かな手作りパームシュガー。ヤシに登り樹液を採取してから成型までの様子がわかるショートムービー。

MONJO VIDEO WORKS
2019年7月に首都ディリに設立された映像制作会社。日本でのテレビディレクターとしての経験を活かし、現地で2014年からJICAボランティア、UNDPコンサルタントとして活動、その後独立し、夫婦で起業。
これまでに国際協力機関、JICA、現地NGO等と共に、現地の文化や伝統を紹介する映像や、選挙や食育、保健分野の啓蒙に関する映像などを中心に制作しています。

本プロジェクトに関するお問い合わせは、<gyp3310★gmail.com>までお送りください。
※★を@に置き換えてください。

©ヒゲ企画/示野友樹
コメント