土曜6時半だよ!全員集合〜!(古)
そうそう、東ティモールの子どもたちって、案外テレビっ子だったりするんですよね。
こんな感じ↓で、地べたに座ってブラウン管テレビを観ている様子をよく見かけます。ちなみにこれは「tashi tolu(タシトル)」という海沿いのエリアで撮影しました。
独立回復を果たした今でもインドネシアの文化は色濃く、ニュースやラジオはインドネシア語だったりポルトガル語だったりするようです。この子たちが観ていたのも、インドネシア語の番組でした。
えっ、テトゥン語の番組はないの?!
驚きですよね。私も最初不安になりました。でもご安心くださいませ。
なんと過去に東ティモールに滞在していた日本人の方が、テトゥン語の子ども向け番組を作られていたようです。
今回は、そんな東ティモールの子ども向け番組”Tempo Labarik Aprende”について紹介します。
“Tempo Labarik Aprende”とは?
“Tempo Labarik Aprende”とは、好奇心いっぱいの“クリ”と一緒に、東ティモールの色々な一面を見て回る子ども向け番組です。

番組の案内人クリちゃん
東ティモールには、国内唯一のテレビ放送局(国営)である東ティモールラジオ・テレビ(RTTL)ネットワークがあります。その中にテレビ東ティモール(TVTL)として知られているテレビ部門があるのですが、この番組は2013年〜2014年頃まで、毎週土曜日(もしくは日曜日)の18:30~19:00に放送されていたようです。
ちなみにTVTLのプログラムはポルトガル語・インドネシア語・テトウン語で放送されていますが、小さい子を対象としたテトゥン語の教育番組はまだまだ少ないと言えるでしょう。
シリーズ放送内容
Youtubeに過去の放送分が上がっていますので、少しだけまとめてみました。
Tempo Labarik Aprende 01 Halo Paun(お父さんのパン作り)
Tempo Labarik Aprende 02 Halo Bee Agua(ミネラルウォーターが作られる仕組み)
Tempo Labarik Aprende 03 Diskursu Publiku(スピーチコンテストを聞いてみよう)
Tempo Labarik Aprende 04 Aprende konaba Ambiente(環境について勉強しよう)
Tempo Labarik Aprende 08 Centro Nacional Reabilitacao(少年と義足の出会い@国立リハビリセンター)
タイトルだけで、東ティモールの本当に色々な場面が紹介されているんだとわかりますね。30分前後というちょうど良い長さだし、子ども向け番組のためテトゥン語もゆっくりハッキリ話してくれています。テトゥン語の勉強にもピッタリかも?
その他にも、こんなテーマで放送もされていたようです↓
Tempo Labarik Aprende ~ Aikido(東ティモール在住JOCVによる合気道の取り組み)
Tempo Labarik Aprende~Kuda Ai(リキシャ県における育林事業)
Tempo Labarik Aprende~Maubisse Flower Festival 02(マウベシ県の押し花)
番組一覧はコチラ↓をクリックしてね♪
コメント