東ティモールと言えば、コーヒー産業が有名です。
最近は日本でも、東ティモール産のコーヒーを愛飲している人が増えてきている印象を受けます。
ちょっと酸味があって、クセになるんですよね。
過去3年はシンガポールで働いていたのですが、相手の国籍問わず、東ティモールコーヒーをいつもオススメしていました!
「苦すぎず・甘すぎず」のちょうど良い口当たりが、国籍問わず人気だったように思います。
さて、そんな東ティモールコーヒーですが、首都ディリには、心が満たされる一杯に出会えるカフェが沢山あります。
その一つが、レテフォホ・スペシャルティ・コーヒー・ロースター(Letefoho Specialty Coffee Roaster)です。
レテフォホ・スペシャルティ・コーヒー・ロースターとは?
レテフォホ・スペシャルティ・コーヒー・ロースター(Letefoho Specialty Coffee Roaster)は、NGOピース・ウィンズ・ジャパン(PWJ)の直営コーヒーショップです。
ティモール島の北側の海に面した、海風の心地良い立地にあります。
カフェで提供されるコーヒーは、東ティモールのエルメラ県レテフォホ村の農園で収穫されたもの。
明るく落ち着いた店内で、世界も認める美味しいフェアトレードコーヒーを味わうことができます。
★コンセントあり
★Wi-fiなし
★テラス席あり(ビーチ沿い)
上位5%しか採れない高級品質|スペシャルティコーヒーとは
店舗名にも入っている「スペシャルティコーヒー」とは、高品質で特徴的な味わいを持つコーヒーに与えられる称号です。

https://www.binchoutan.comより
日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)は、「スペシャルティコーヒー」を以下のように定義しています。
消費者(コーヒーを飲む人)の手に持つカップの中のコーヒーの液体の風味が素晴らしい美味しさであり、消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること。
認定には、取り組みとしての持続可能性(サステーナビリティ)と、生産者の顔が見えること(トレーサビリティ)が大切な要素だとか。
また収穫された豆は、7つの独自基準で、厳密に評価されます。
- カップ・クォリティのきれいさ
- 甘さ
- 酸味の特徴評価
- 口に含んだ質感
- 風味特性・風味のプロフィール
- 後味の印象度
- バランス
PWJの東ティモールコーヒー(レテフォホ産)は、この「スペシャリティコーヒー」に認定されていますが、日本では、なんと上位5%にしか満たないそうです!
日本で多くの人気を集めている東ティモールコーヒーが、いかに大切に育て上げられ、厳選されているか想像すると、一杯の重みが違ってくる気がしますね。
レテフォホ・スペシャルティ・コーヒー・ロースターのメニュー
さて、ここでは、気になるメニューの一部を見てみましょう!
▼コーヒー
・シングル エスプレッソ:$1.5
・ダブル エスプレッソ:$1.5
・エスプレッソ マキアート:$2.0
・ロングブラック:$3.0(R)/ $3.5(L)
・カプチーノ:$3.5(R)/ $4.0(L)
・カフェラテ:$3.5(R)/ $4.0(L)
・フラット ホワイト:$3.5(R)/ $4.0(L) 他
▼チョコレート系ドリンク
・アイス チョコレート:$4.0(R)/ $4.5(L)
・ホット チョコレート:$3.5(R)/ $4.0(L)
・抹茶チョコレート:$3.5(R)/ $4.0(L)
▼お茶
バジル/ ミント/ レモングラス/ ローゼル(ハイビスカス):各$2.5
▼ケーキ
・バニラケーキ:$2.0
・ローカル クッキー:$3.0
・パンプキンケーキ:$2.5
・ストロベリーケーキ:$2.5 他
▼その他
美しい山々に囲まれた「マウベシ県」産のベリーを使ったメニューもあります。
・ストロベリーフィズ(炭酸):$4.0(R)/ $4.5(L)
・アイス ストロベリー ラテ:$4.0(R)/ $4.5(L)
・ストロベリー ラテ:$3.5(R)/ $4.0(L) 他
※メニュー・値段は2019年6月現在のものです。
レテフォホ・スペシャルティ・コーヒー・ロースターの心安らぐ店内
コーヒーの香りに包まれるなら、1階のカウンター席もしくはテーブルがオススメです。
コンセントがあるので、作業をするにもぴったりでしょう。
心地良い海風にあたるなら、2階テラス席がオススメです。
入り口横の階段から、2階に上がることができます。
解放的な空間で味わう東ティモールコーヒーは、きっと格別なはず。
こちらにもコンセントやお手洗いがあるので、友だちとの団欒や一人での作業没頭まで、長時間滞在にうってつけです。
レテフォホ・スペシャルティ・コーヒー・ロースターの場所
Letefoho Specialty Coffee Roasterは、東ティモールの首都ディリの北側、海風の心地良いビーチ沿いにあります。
美味しいコーヒーをぜひ、お楽しみください♪
▼以下の記事では、東ティモールコーヒーの歴史や栽培方法について、詳しくご紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。

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