「Masjid An-Nur」は、東ティモール最大のイスラム教モスクです。
首都ディリの真ん中あたり、ビーチ沿いの閑静な住宅街に位置しています。
東ティモールのイスラム教徒
東ティモールの宗教は、キリスト教が99.1%(大半がカトリック)、イスラム教が0.79%とされています。
日本人口におけるカトリック教徒くらい、少ない割合です。
モスクの前に座っていた子どもたちと少し会話をしていたら「私/僕はインドネシア人なの」と告白してくれる子がチラホラいました。
モスクのある通りでも、人々が話していたのはテトゥン語ではなく、バハサインドネシアでした。
イスラム教徒が人口の多数を占める、インドネシアの影響なのかもしれません。
Masjid An-Nurの館内
「中に入ってみてもいいですか?」
入り口にたむろしていた人々に尋ねると、快くOKしてくれました。
サンダルを脱いで、静かに館内に入ります。
中庭。
だ、誰もいない…。
ちょうど、1日5回のお祈りの合間だったようで、人っ気がなく閑散としていました。
部屋の隅で、何やら真剣に議論をしている信者たちと、気持ちよさそうに寝っ転がっている人が数人。
イスラムの祝日である金曜日のお昼の礼拝や、ラマダンの時期には、部屋いっぱいに入りきらぬほどの人が集まるそうです。
周辺を散歩していると、風に乗ってアザーンが聞こえてくることがありますよ。
Masjid An-Nurの周辺を観光しよう
「Masjid An-Nur」の訪問を終えたら、周辺を散策してみましょう。
モスクの位置する通りには、見所がたくさんあります。
まずイスラム教徒の多く住むエリアなので、売っているのはハラル料理ばかり。
また商店では、女性が身につける「ヒジャブ」や「二カーブ」が売られています。単色のシンプルなデザインから、キラキラ光るビーズが散りばめられたビビッドな色合いまで、品揃えも◎
さらに徒歩5分圏内には、美しいサンセットを見られるビーチや、東ティモールコーヒーで一服できるカフェ、ちょっとお洒落な洋服を買えるお店もあります。
ぜひ、チェックしてみてくださいね♪

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