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東ティモールでの冠婚葬祭文化【1】黒いアイテムを身につける期間

Apprende! テトゥン語
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Botardi Kolega! Diak ka lae?
(皆さん、こんにちは!お元気ですか?)

今日は、東ティモールでの慣習について皆さんにシェアしたいと思います。

東ティモールでは、家族が亡くなったその年は、1年間喪に服すために黒いアイテムを身につける慣習があります。

日本ではお通夜とお葬式の日に喪服を着る方が多いですが、東ティモールではその年は日常的に黒いアイテムを身につけます。

例えば、黒い紐を手首に巻いたり、黒い布を頭に巻いたりなどです。

また、実の家族や結婚相手の実の家族など、近しい家族の誰かが亡くなった際には、1年間全身黒の洋服を着て喪に服すこともあります。

喪に服している東ティモールの女性(2014年撮影 ⒸMisato)

※実は、東ティモールでいう”家族”とは、非常に範囲が広く、日本での”家族”の範囲をはるかに超えています。
日本でいう”遠い親戚”よりもっと遠い親戚でも、東ティモールでは”家族”になるので、家族が50人という家庭も珍しくないです。
東ティモールの家族については、また別の記事で皆さんにシェアしたいと思います!

そして、喪に服す1年が終わると、黒いモノを身につける期間が終わり、東ティモールではその日を
kore mean(コレ メアン)と言い、一周忌を意味します。

koreは「外す」、meanは「黒」を意味するので、直訳すると「黒を外す」になります。

 

いかがでしたでしょうか。

1年間黒いアイテムを身につけて喪に服すのは、東ティモール独特かもしれません。

その他の東ティモールの冠婚葬祭文化についても、今後皆さんにシェア出来ればと思います!

それでは、Ate Amanya!

 

▼本記事のライター

YURIKA

バイオベンチャーの美容部門を担当。ヘアアレンジが得意。
美容×国際協力を実現するため、新型コロナ収束後、東ティモール駐在予定。

 

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