東ティモールでは、お土産を買いたい方も多いのではないでしょうか?
一生のうちに何回行けるかわからないですし、折角なら現地らしく、かつ喜ばれる物を買いたいですよね。
そこで今回は、ばらまき用の東ティモールの食べ物からコーヒー、雑貨まで、実際に私が購入した経験をもとにご紹介します。
ぜひ参考にしていただければ嬉しいです!
食べ物のお土産
まずは、気軽に渡せる食べ物のお土産をご紹介します。
1. ティモール産チョコレート
バラマキ:◎
こちらは東ティモールで採れたカカオを使ったチョコレートです。
味は少し苦目で、舌触りもしっかりとしています。普段から60~100%に近いダークチョコが好きな方におすすめです!
買える場所:Rolls N Bowls(地図)、Agora Food Studio(地図)、その他スーパー
2. バナナチップス/ タロ芋チップス
バラマキ:△
NGOアロマティモールによるバナナチップスとタロ芋チップスは、健康志向な友人にもおすすめ。
1ドルちょっとで買える上に重さも軽いので、予備のお土産としても重宝するでしょう。優しい口当たりは、小さなお子さまや年配の方からも喜ばれること間違いなし!
買える場所:Leader Supermarket(地図)、Centro Supermarket(地図)、Timor Plaza(地図)など
3. モリンガ粉
バラマキ:◎
モリンガは、「ワサビノキ」とも呼ばれるインド原産の植物です。
豊富に含まれる栄養素の多さから、日本では「奇跡の食品」とも言われ、スーパーフードとして親しまれています。
東ティモールでは、そんなモリンガの生産が行われており、パウダー状になったものが、1袋2.10ドルで手に入ります。
パンケーキやワッフルなどの生地に練りこんだり、スープに少量混ぜるなど、普段の食事にプラスして使うことができます。家族や料理好きの友人にもピッタリなお土産でしょう。
買える場所:Centro Supermarket(地図)、Timor Plaza(地図)など

4. 胡椒
バラマキ:◎
東ティモールは胡椒の産地でもあります。
緑色の果実を摘み取り、それを皮ごと天日乾燥させた黒胡椒と、果実が赤く完熟したときに収穫して乾燥させた白胡椒の2種類があります。白胡椒は、馴染みのある黒胡椒よりも、なめらかな風味です。
シンプルで洗練されたパッケージも魅力的ですね!
買える場所:Leader Supermarket(地図)、Centro Supermarket(地図)、Timor Plaza(地図)など
5. カスカラ
バラマキ:◯
カスカラは、コーヒーチェリーから豆(種子)を取り除き、乾燥させた皮の部分です。お湯や水だしでこして、お茶のように飲んで楽しみます。
こちらのお土産は、焙煎されたカスカラが詰められたオシャレな赤缶。
1番小さな容量(25g)の缶で3ドルです。カスカラ100gとハチミツがセットになった10ドルのパッケージも売っています。
ちなみに今年、東京の目黒に新しくオープンした日本初「スターバックス リザーブ ロースタリー東京」では、「カスカラ レモン サワー」も楽しめますよ。またコンディメントバーには、砂糖の代わりに「カスカラシュガー」も新登場しました。
この投稿をInstagramで見る
買える場所:Rolls N Bowls(地図)
6. 米
バラマキ:△
特に赤米(fos mean)は、東ティモール国内でも生産地域が限られています。
栄養価も高いとされていますので、ちょっと変わったお土産が欲しい方はいかがでしょうか?
買える場所:Leader Supermarket(地図)、Centro Supermarket(地図)、Timor Plaza(地図)、Lita’s Store(地図)など
コーヒー・お茶のお土産
次に、東ティモールならではのコーヒーのお土産をご紹介します。ぜひスーツケースを幸せの香りでいっぱいにしてください!
7. PWJのレテフォホコーヒー
バラマキ:△
買える場所:Letefoho Specialty Coffee Roaster(地図)、Leader Supermarket(地図)など
レテフォホ・スペシャリティー・コーヒー・ロースターについては、以下の記事で詳しくご紹介しています!

8. ピース・コーヒー
こちらのコーヒーブランドも、多くのスーパーで手に入ります。
▼オンラインでPeace Coffeeを買う
9. マウベシコーヒー
バラマキ:△
こちらはマウベシのコーヒー農園のもの。
粉砕(グラインド)してあるものと、ロースト豆の2種類があります。
地域による味の違いを比べてみるのも楽しいかもしれませんね!
買える場所:ティモールプラザ(地図)の地下1階の韓国ショップなど
10. ハーブティー
バラマキ:◯
タイスがあしらわれた可愛らしいパッケージに包まれているのは、アボガドとレモングラスのハーブティーです。
空港やホテル・ティモールの売店では、1つ3ドルで購入できます。
中には透明な袋に包まれた茶葉が入っています。私自身も購入しましたが、茶葉は3~5杯分くらいたっぷりと使えますよ。
買える場所:ティモールプラザ(地図)、プレジデンテ・ニコラウ・ロバト国際空港(地図)など
手工芸品のお土産
島の自然を活かした手工芸品も、東ティモールで欠かせない魅力の一つです。
何か思い出を形に残したい方におすすめのお土産をご紹介します。
11. タイス製品
バラマキ:◯
東ティモールの手工芸品を語るのに外せないのが、伝統織物であるタイスです。
ホテルティモールや空港では、コーヒーとタイスのセットボックスも手に入りますよ!上司や大切な方へのギフトにおすすめです。
買える場所:タイスマーケット(地図)、ティモールプラザ(地図)、ホテルティモール(地図)、プレジデンテ・ニコラウ・ロバト国際空港(地図)、Rui collection、他にローカルマーケットなど多数
12. ヤシの葉で作られた小物入れ
バラマキ:◯
こちらの小物入れは、草木染めしたカラフルなデザインが心揺さぶるアイテム。
何を入れるの?という点ですが、外貨をまとめておくのも、イヤホン系をまとめておくのも良し。絆創膏やティッシュ、裁縫道具を入れて救急箱にもできます。
女性なら、お気に入りのアクセサリー入れにしたり、生理用品とリップクリームを入れて持ち歩くにも可愛いかもしれませんね。
買える場所:タイスマーケット(地図)、ティモールプラザ(地図)、ホテルティモール(地図)、プレジデンテ・ニコラウ・ロバト国際空港(地図)など
13. 伝統装飾品のプチバッグ

カイバウク(kaibauk)のモチーフ
バラマキ:△
ちょっとした小物を入れるのに最適なリネン素材の袋は、老若男女問わず使えるアイテムです。
カイバウク(kaibauk)は、頭につける伝統装飾品のこと。三日月のデザインは、権威を表しています。従来からの伝統的アクセサリーとして、結婚式などのセレモニーや重大行事の際に、男女ともに使われています。

べラック(belak)のモチーフ
太陽の形をしたべラック(belak)は、力の象徴です。伝統的には年配の男性から若者の男性へと、勇気を讃えて贈られる装飾品であり、何世代にも渡って「結納」の道具としても用いられています。
お財布がすっぽり収まるくらいの小さなものが8ドル、一回り大きなサイズが15ドルでした。
買える場所:Agora Food Studio(地図)など
14. アタウロ島の製品
バラマキ:△
アタウロ島は、首都ディリから1時間半ほど船で北に向かったところにある島です。
東ティモールの他の地域とは異なる独自の文化や装飾品は、お土産にもピッタリでしょう。
買える場所:Boneca de Ataúro(地図)など
15. タイスプリント
バラマキ:△
「タイスを持ち帰りたいけど、重くてスーツケースに入らない」「タイスを使った服を作りたいけど暑そう」
そんな方は、タイス柄の生地はいかがでしょうか?
タイスそのものよりも軽いので、服飾好きにも嬉しい品です。柄はティモールらしいですが、布自体はインドネシアから輸入しているそうです。

服飾の一部にあしらっても可愛い!
買える場所:Timor Diak(地図)などの手芸ショップ他
16. テトゥン語の書籍
バラマキ:△
東ティモールへの渡航経験や研究経験がある友人には、テトゥン語の本はいかがでしょうか?
タイスの保護活動をしているNGO、Timor-Aidで買うことができます。子ども用の絵本だけでなく、「星の王子様」や東ティモールの歴史本に文化本など、有名書籍や専門書も手に入りますよ。
日本ではなかなか手に入らない現地語の本は、喜んでもらえること間違いなしでしょう。
買える場所:Timor Aid(地図)など
17. べべ・アロガンテ(人形)
バラマキ:△
べべ・アロガンテは、お守りとして伝統的に愛されているアタウロ島の木彫り人形です。ディストリクト毎に、腰に巻いたタイスの柄が異なります。
買える場所:Timor Aid(地図)など
東ティモールのお土産は空港でも買える
東ティモールの市内でお土産を買い忘れてしまったら、空港のお土産屋さん「Things and Stories」に立ち寄ってみましょう。
出国カウンターを抜けてすぐのところにあります。
値段はまぁまぁ高く、アクセサリーならブレスレットで20ドルほど。ピアスは10ドル前後でした。
ただしタイスマートはじめとするローカルショップでは絶対に手に入らない、洗練されたらお洒落なデザインばかりです。
お土産選びで失敗したくない方にはおすすめです。
まとめ
以上、東ティモール観光でおすすめのお土産でした。
日用品を買えるスーパーについては、こちらの記事でまとめていますので合わせて参考にしてください。

それでは良いティモール旅を!
コメント