東ティモールへの渡航が決まったら、いよいよ荷造り!
中でも日本円から現地通貨への両替えは、欠かせない準備ですよね。
ところで東ティモールで使われている通貨は、何だかご存知でしょうか?
もしかしたら、皆さんのご自宅にも蓄えがあるかも・・・?!
今回は、東ティモールの現地通貨事情についてご紹介します。
東ティモールの基本通貨は米ドル(USD)
東ティモールの通貨は、米ドル(United States Dollar、USD)です。
2019年4月27日時点での1USDのレートは、約111.6円になります。
かつての東ティモールでは、インドネシアン・ルピア、オーストラリアドル、ポルトガル・エスクード、タイ・バーツなど、統一性のない通貨が併用されていました。
米ドルが東ティモールの公式通貨となったのは、2000年のこと。東ティモール政府と国連の共同声明により、同国に経済効果をもたらすために、採用されたそうです。
東ティモール独自のセント通貨「センダボ(Centavo)」
東ティモールでは、米ドルの補助通貨として、独自に発行されたセンタボ(Centavo)貨も使われています。
表面のデザインは共通で、船と水牛の角をイメージした伝統的な弓形と、”centavos”の文字が型取られています。
裏面には「REPUBLICA DEMOCRATICA DE TIMOR-LESTE」(=東ティモール共和国)の文字。
絵柄はそれぞれ異なり、以下のようになっています。
- 200¢:水牛
- 100¢:伝統衣装をまとった男性
- 50¢:コーヒー豆
- 25¢:アウトリガー帆船
- 10¢:ニワトリ
- 5¢:イネ
主な種類は大きい金額から、100¢、50¢、25¢、10¢。そしてあまり見かけませんが、200¢、5¢も出回っているようで、全部で6種類あります。
なお、これらのセンダボは、生活面では「セント」と呼ばれています。
一般的なUSドルと一緒ですね。100セント=1米ドルです。
マーケットや交通機関で使うことが多いので、小銭として集めておいたら便利でしょう。日常生活では、紙幣よりもよく目にすると思います。
ちなみに東ティモールでは、100ドル札や50ドル札など大きな額の紙幣は、あまり流通していません。紙幣を使うときも、20ドル札、10ドル札、5ドル札がメインです。
両替するときは、できるだけ細かいお札に変えてもらうよう、お願いしましょう。

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[…] 東ティモールの通貨については「米ドル?独自のお金?東ティモールの通貨事情について」も合わせてご覧ください。 […]