突然ですが、Ico x logをお読み頂いている皆さんは、ハンコ注射の跡って残っていますか?
私は、近距離ならうっすら見える程度に残っています。
今回は、そのハンコ注射の跡のせいで、びっくりされたお話です。
東ティモールの首都ディリの雨季は、日中とても暑いです。
そんな暑い雨季のある日、私はTシャツの半袖を捲り上げて着ていました。
だって、暑いんだもの。
そうしたら、隣でテレビを観ていた義母が、私の右肩を凝視して、こう言いました。
義母「ゆいこ、そ、それ、どうしたの!?」
義母があんまり驚いているので、何事かと思い自分の右肩を見ると、ハンコ注射の跡。
私「アマー(お母さんという意味)、これは予防接種の跡だよ。日本人はほとんどみんな受けてるよ」
義母「そうなの?東ティモールの注射とは随分形が違うのね?
私はてっきり、ゆいこがギャングのメンバーなのかと思ったわよ。あ〜、びっくりした!」
私「違うよ、アマー!そんなわけないでしょー!(笑)」
実は東ティモールには、マーシャルアーツグループ(武術集団)がいくつもあるのですが、
その中には、ギャンググループも含まれています。
そして、彼らはそれぞれのグループのメンバーだと分かるように、体に印をつけます。
特定の形の傷をつけたり、何か小さな粒を皮膚に埋め込んだり(!)
グループのマークのタトゥーを入れたり、グループによって異なるそうです。
義母は私のハンコ注射の跡を、ギャングの印だと勘違いして驚いたのです。
東ティモールでは迂闊にタンクトップを着れないな…と思った私でした。
コメント