東ティモールへの行き方|フライトやビザについて徹底解説!

東ティモールでの洪水と新型コロナウイルスに関して

Ico x log
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皆さま、久しぶりの投稿となり申し訳ございません。

Ico x log の投稿をしていない間に、東ティモールも、世界全体も大変な事態となってしまいました。

今回は、東ティモールの状況をご心配頂いているかもしれないと思い、簡単にお知らせいたします。

 

 

まず、新型コロナウイルスについては、今年1月ごろから中国・武漢での感染拡大の様子が報道されていましたが、
まだまだその頃は、東ティモールでは遠い異国の悲惨な状況、という印象であったと思います。

その後、新型コロナウイルスの感染が世界へ広がり、各国が対応に追われている中、
3月13日、東ティモールの首都ディリで近年例を見ない規模の洪水が起こりました。

同日午後、ディリ市街地とディリ県南部の山間部で局地的に大雨が降り、
市内3本の川が氾濫し、川沿いの民家の一部は鉄砲水によって流されました。
それによって、1名が死亡、2名が行方不明となりました。

洪水被災者支援事務局によると、浸水の被害に遭った民家は1,664世帯、被災者の数は9,126名とのことです。

当時、丁度被害が酷かった地区の親戚の家にいた夫の話によると、
その家では1メートル近く床上浸水し、家財道具や家畜の豚が流されました。

幸い我が家は、ギリギリの水位のところで床上浸水を免れました。

その後、東ティモール政府やユニセフ、NGO等が被災者の支援を行っています。

 

日本のNGOの、パルシックピースウィンズジャパンがこの洪水被害への支援をされています。
支援活動レポートもそれぞれウェブサイトに掲載されているので、更に詳しい情報を知りたい方は是非ご覧ください。

 

さて、そんな大変な中、3月21日、東ティモールでも新型コロナウイルスの感染者(陽性)が1名確認されました。
感染者は海外から入国した人で、東ティモールに到着した後、外出を自粛していました。
市中感染は今の所ありません。

翌日、東ティモールでも入国者への検疫(14日間)を開始。

3月23日からは、全ての学校(幼稚園を含む)が休校になりました。

 

3月25日のディリの様子

3月25日のディリの様子。
ホテルティモール前の道。

 

中国、イタリアなど、東ティモールより医療事情がずっと良い国での膨大な感染者数や死者数から、
東ティモール政府は、当地では早期に予防に徹するべきと判断。
3月27日にル・オロ大統領が非常事態宣言を発令しました。
期間は、3月28日〜4月26日までです。

国内で陽性が確認されてから、3月28日までの間に多くの人がディリから地方へ帰省し、
ディリに残った人達も外出を普段より控えているので、ディリの街はずいぶん静かなようです。
(私も外出していないので、SNSや買い出し担当の夫の情報です)

洪水被災者の方たちは、被災生活と同時に新型コロナウイルスの予防もしなければならず、より一層不安な日々だと思います。
被災者の皆さんへ十分な支援が届くよう願います。

 

 

以上、ざっと東ティモールの状況をお知らせいたしました。
読者の皆さまも不安な日々をお過ごしのことと思いますが、無理せず体調に気をつけてくださいね。

 

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